今回、私自身がマネジメント検定(MQT)3級を受験し、無事合格することができましたので、その経験を共有させていただきます。これから受験を考えている方の参考になれば幸いです。
受験の動機
マネジメントの役割や責任について、これまで断片的な知識しかなく、一度体系的に学び直したいと考えていたのが受験のきっかけです。数ある資格の中でも、MQTはマネジメントの普遍的な基礎を問う内容であり、まずは3級から挑戦することにしました。
学習方法と学習時間
私の学習スタイルは、公式テキスト中心に進めるというものでした。
学習記録ツールによると、総学習時間は 38時間32分26秒 でした。内訳は以下の通りです。
- マネジメント検定 公式テキスト III級 経営学の基本:30時間26分46秒 (79%)
- マネジメント検定試験 III級 練習問題集:8時間05分40秒 (21%)
学習期間は、2024年の5月頃から少しずつ始めましたが、本格的に集中したのは試験直前の7月でした。
具体的な進め方としては、まず公式テキストを通読し、全体の流れと重要用語を把握することから始めました。理解が曖昧な部分は何度も読み返し、自分なりにノートにまとめるなどして知識の定着を図りました。全体の79%をテキスト学習に充てたことからもわかるように、基礎固めを最重要視しました。
テキストを一通り終えた後、練習問題集に取り組みました。ここで自分の理解度を確認し、間違えた問題や自信のない問題は、再度テキストに戻って復習する、というサイクルを繰り返しました。
試験当日と難易度
試験はCBT方式のため、自分の都合の良い日時と会場を選べるのが非常に助かりました。当日は、指定されたパソコンで問題に解答していく形式です。
実際に受験してみた難易度としては、「公式テキストをしっかり読み込んでいれば、十分に合格点が狙える」 という印象です。奇をてらった問題は少なく、マネジメントの基本的な考え方や用語の理解を問う問題が中心でした。
ただし、学習時間が約38.5時間かかったことからも、決して一夜漬けで対応できるものではありません。特に、普段マネジメントに馴染みのない方にとっては、用語の理解や概念の把握に一定の時間は必要だと感じました。私の場合、テキスト中心の学習だったため、もう少し問題演習の時間を増やしても良かったかもしれません。
結果と感想
試験終了後、その場で合格を知ることができ、2024年7月31日付で無事マネジメント検定3級に合格することができました。
今回MQT3級を学習したことで、これまで漠然としていた「マネジメント」というものについて、その全体像と基礎となる考え方を体系的に理解することができました。これは、今後の業務において、上司の指示を理解したり、将来的にチームを率いる立場になったりする際に、大きな土台となると感じています。
マネジメントに関心のある方、これからリーダーを目指す方にとって、MQT3級は非常に有益な第一歩となる資格だと実感しました。次は2級合格を目指して、さらに学習を続けていきたいと考えています。
今回は、私のマネジメント検定3級の受験体験談をご紹介しました。
「マネジメント検定(MQT)について、もっと詳しく知りたい!」 「3級以外のレベルや、具体的なメリット、試験の申し込み方法はどうなってるの?」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
当サイトでは、マネジメント検定(MQT)の概要からメリット、各級のレベル、難易度、学習方法などを網羅的に解説した記事をご用意しています。
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